はじめに


人類は果てしなく発展を求め、経済行為優先のハイテクノロジーの世の中は、相変わらず更なる追求を続けておりますが、1995年事務所の開設にあたり、そろそろもっと本来の人間らしさに目を向ける必要性を強く感じて、活動を始めました。
「物事の本質を忘れず、ヒューマニズム、ローテック&ハイタッチを合い言葉に、限りなく建築を愛し、家族を愛し、人類を愛し、ひいては地球を愛し、地域と風土と歴史を踏まえた町づくりを目指す」ということが、アーキトラスト・上杉建築研究所の基本スタンスと考えています。
流行に左右されない、地に足の着いた、その環境にふさわしいもの、あるいはその人らしいものを創り出す事を常に考え、私どもの設計理念としています。建築はややもすると、社会的に存在そのものが害になることもありますが、「こころあるもの(本当に良いもの)」をみんなでひとつひとつ創り上げていくことで、その周辺が良くなり、町が良くなり、ひいては社会そのものが良くなると信じて小さな看板一つからでも、良いものを作り続けたいと願っています。
さらに、ものを大切にする「こころ」も大事にしなければなりません。世の中は流行をつくり、それを追いかけるシステムに囚われていますが、建物も簡単に破棄するのではなく、古いもの、まだ使えるものはより良く改修し、大切に受け継いで行けるように知恵をお貸しするのも我々の務めと考えております。
永年携わって来た倉敷や足助の「町づくり」あるいは「建築」というフィールドをベースに、少しでも世の中に役立てる活動ができればと願っております。



    


どうすれば自分の思いに近い建築を建てることができるのか、どうすれば自分にあった住
宅に住めるのか、また、建築事務所や建築士はどのように利用すればよいのだろうか、と
いう素朴な疑問をお持ちの方は、大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
建築事務所とは、例えば、かかりつけのお医者さまのようなものでしょうか。何か相談が
あれば気軽によってみる、一度建てたものは時々健康診断してもらったり、治療や使い方
のアドバイスを受けたり、病気にならないように予防的相談にも乗ってもらうなどです。
新しい建物を造るときだけが、建築事務所や建築士を利用するときではありません。マン
ションなど不動産の購入を考えているとき、歴史を経て愛着のある建物に住み心地良くリ
フォームしたいとき、使用していない建物の使い道を考えているとき、将来を見据えた土地
の有効活用にどんな選択肢があるのか知りたいとき、今住んでいる部屋のインテリアを変
えたいとき、あこがれのあの椅子はどこで買えるのか知りたいときなど、些細なことでもお
気軽にご相談下さい。私たちは依頼者(クライアント)のご希望をかなえるだけでなく、専門
家として、より満足の戴ける提案をお出しできることが重要であり、私たちの職能だと考え
ています。
設計料や相談料はどうなるのとのご心配は要りません。最初のご相談後、調査や設計な
ど作業が出てきたときに改めてご相談させていただきます。
まずは、お気軽にメールか電話で連絡をいただくか、事務所にお立ち寄り下さい。ほかに
も、具体的に相談したいことはないけれど、建築についての素朴な疑問や、ホームページ
をご覧になった感想などもメールでお寄せ下さい。お待ちしております。


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